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#6「日本人女性は薄毛にならない」そう思われてきた時代は終わる

  • 執筆者の写真: KJ
    KJ
  • 1月22日
  • 読了時間: 3分

ー違和感から始まった、母の探究ー


母は、美容学校で学んだことを活かしながら、

日々お客様に全力で向き合っていました。

カット、カラー、パーマ。その場では綺麗になる。

鏡の前で、お客様は笑顔で帰っていく。


けれど——美容師としての経験を重ねるほど、

母の中に消えない違和感が生まれていったそうです。


何年も通ってくださっている常連のお客様の髪が、

少しずつ、確実に変わっていく


細くなり、ハリを失い、クセが強くなり、ボリュームが出なくなる。

「おかしい。私、ちゃんと仕事しているはずなのに」


ーまず疑ったのは、“使っているもの”ー

母が最初に疑ったのは、美容室で扱っているシャンプーや薬剤でした。

美容ディーラーに「本当に質のいいものはどれですか?」と聞き、

自分の足で美容問屋を回り、メーカー主催の講習会にも積極的に参加する。


「良い技術には、良い材料が必要なはず」

そう信じて、学び続けていました。

けれど、どれだけ探しても、心の奥にあった疑問は解消されなかった。


ー講習会で出会った、ひとりの人物ー

そんなある日、母はとあるメーカーの講習会に参加します。

そこでスピーカーとして話をしていた人物。

それが、のちに母が弟子入りすることになる関周剛氏でした。


関氏は、メーカーの依頼を受け、「正しいヘアケアの考え方」について話していました。

その内容を聞いた瞬間、母の中で何かがはっきりと動いたそうです。

「この人なら、私の疑問に答えてくれるかもしれない」


ー常識を覆す言葉の数々ー

関氏の話は、当時の美容師の“常識”とはまったく違うものでした。

「日本人女性の髪は、これからもっと悪くなる」

関氏は、すでに10年以上前から、

将来、薄毛に悩む女性が増えることを予測していたのです。


それは、母にとって衝撃であり、同時に、これまで感じてきた違和感すべてが

一本の線でつながる瞬間でもありました。


ー「この人から学びたい」と思った理由ー

講習会のあと、母は同じ志を持つ仲間たちとともに、

大阪まで関氏に会いに行きました。

技術ではなく、流行でもなく、髪と頭皮の“本質”を語る人。


「この人のもとで学ばなければ、私は本当の意味で、お客様の髪を守れない」


そう確信し、母は弟子入りする道を選んだのです。

それから約30年。母は今もなお、学び続けています。


ー母から私へ、想いが受け継がれた瞬間ー

関周剛氏の考え方と、母が長年学んできたメソッドによって、

娘の頭皮には、少しずつ、でも確かな変化が現れていきました。


薬に頼ることなく、元気な産毛が生え始めてきたその姿を見たとき、

私ははっきりと感じたのです。

「この人の考え方は、本物だ」と。


それは同時に、“娘を守りたい母”としての私自身の在り方を

見つめ直すきっかけでもありました。


かつて、母がそうしたように——

いつか私も、自分の足で、関周剛氏のもとへドアをノックしに行く。

小さな産毛を見ながら心の中で静かに決意したのを覚えています。


ー次回予告ー

次回は、娘の回復とともに芽生えた、

「学びたい」「受け継ぎたい」という私の決意について書いていきます。

 
 
 

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